光回線を携帯会社がソフトバンクなどになるから光回線も乗り換えようと考えている方もいるかと思います。ソフトバンク光は4180円から契約することができますが、ほとんどの人は月額3800円(税込み4180円)にはなりません。また、光回線乗り換え時に、現在契約している光回線の違約金、回線撤去費用、工事残債などが請求されます。それに加え、光回線で固定電話を使用している場合(光電話やホワイト光)では、事務手数料が光回線の事務手数料とは別に請求されてしまいます。では光回線を乗り換えるメリットがないように思えますが、公式のキャンペーンや販売店独自のキャンペーンによってお得になることが多いです。
そこで、今回の記事では、ソフトバンク光の公式キャンペーンや乗り換え時の新規工事費や手数料について説明します。
ソフトバンク光月額3800円はマンションのみ
ソフトバンク光には、1ギガタイプと10ギガタイプ提供されており、それぞれ基本料金が異なります。またどこの光回線もそうですが、住まい形態がマンションなのか戸建てなのかで料金が変わります。どの業者もマンションの方が基本料金が低いことがほとんどです。ソフトバンク光3800円~となっているのはマンションの場合かつ税抜き表示なのです。
1ギガ(2年自動更新) | 10ギガ(2年自動更新) | |
マンションの場合 | 4180円 | (6380円+550円)6930円 |
戸建ての場合 | 5720円 |
おうち割光セットにはおうち割セットオプション(550円)が必要
ソフトバンクやYmobileのスマートフォンを契約してしており、かつソフトバンク光を契約している場合、おうち割光セットを受けることができます。しかし、おうち割光セット割オプションに加入する必要があります。
→光セット割を適用する人や、固定回線を使いたい人は申し込むべきです。
おうち割光セットオプションの内容とは
①光BBユニットレンタル(513円/月) ②Wi-Fiマルチパック(1089円/月) ③ホワイト光電話(513円/月)or光電話+BBフォン(550円)の3つのオプションがついて550/月からのオプションとなります。ただし、ソフトバンク光10ギガの場合、②のWi-Fiマルチパックの提供がありません。
①光BBユニットレンタル
光BBユニットを使うとIPV6での通信ができます。要するにより高速通信ができます。また、固定電話のホワイト光や光電話にも使用します。
②Wi-Fiマルチパック
光BBユニットの機械からwifiを飛ばせるオプションです。オプション払わないと光BBユニットレンタルオプションだけでは、光BBユニットのWiFi機能を使うことはできません。こちらのオプションはソフトバンク光10ギガを契約した場合は、使うことができません。
ソフトバンク光10ギガ契約した人は、ホームゲートウェイ(NTT)の機械のWiFiを使うことができます。
③ホワイト光電話or光電話+BBフォン(固定回線引き継げる)
これは固定電話機能です。光回線を使用して従来の固定電話を引き続き使用することができます。ホワイトひかり電話と光電話は、ホワイト光電話はソフトバンクが提供している固定電話サービスであり、光電話はNTTが提供しているものとなります→どちらにしても光BBユニットを使用します。おうち光セットオプションには、ホワイト光電話と光電話(N)どちらとも基本プランが含まれています。ほかのプランの場合はおうち光セットオプション料金が1100円と1650円になります。
ホワイト光電話でも光電話の場合でもNTTより回線休止費用等が請求され、ソフトバンク光からも工事費が請求されます。(詳細は後に記載しています)
ホワイト光電話の方はソフトバンク光の回線工事後2週間後からしか使用することができません。なので元の電話サービスからソフトバンク光のホワイト光電話に乗り換える際には注意が必要です。
ホワイト光電話と光電話は提供会社が異なる。ホワイト光は光回線開通後2週間かかる
ホワイト光電話と光電話のプランとは
ホワイト光電話 | |||
プラン料金 | プラン説明 | おうち割光セットオプション料金 | |
基本プラン | 513円 | 550円 | |
基本プランα | 1037円 | 最大528円分の無料通話と5つのオプション付き | 1100円 |
だれとでも定額for 光電話 | 1551円 | 月500回まで一回の通話10分以内の国内電話し放題かつ5つのオプション付き | 1650円 |
光電話(N) | |||
プラン料金 | プラン説明 | おうち割光セットオプション | |
基本プラン | 550円 | 550円 | |
スマート基本プラン(N) | 1650円 | 最大528円分の無料通話と5つのオプション付き | 1650円 |
BBフォンはIP電話になります。番号は050から始まる電話番号になります。ソフトバンク光の場合、ホワイト光電話や光電話のオプションを付けていても、デフォルトはIP電話になります。なので、固定電話で電話したい場合、初めに0000をつけてから発信する必要があります。
BBフォン | |||
プラン料金 | プラン説明 | おうち割光セットオプション | |
基本プラン | 0円(光BBユニットが必要) | IP電話(050)を使うことができる | 550円 |
ソフトバンク光10ギガの場合WiFiマルチパックが提供されていません。そのため、電話サービスをBBフォン単独にした場合月額513円となります。
お得なのは、ホワイト光電話であるが、開通が光回線が2週間後を考えると光電話(N)でもよい
ホワイト光電話と光電話のオプションとは
ホワイト光電話 | 光電話(N) | ||
番号表示サービス | 440円 | 番号表示 | 440円 |
番号通知リクエストサービス | 220円 | 番号通知リクエスト | 220円 |
キャッチ電話サービス | 330円 | キャッチ電話 | 330円 |
着信転送サービス | 550円 | 多機能転送 | 550円 |
着信お断りサービス | 220円 | 着信お断り | 220円 |
着信お知らせメール | 110円 |
番号表示は必須のオプションだと思います。なので、ホワイト光電話を使用している場合は、基本プランαが非常にお得です。個別にプランを申し込んだ場合、(基本プランの場合のおうち割光セットオプション550円+番号表示440円=990円)ですが、基本プランαを選択した場合、おうち割光セットオプションの価格が1100円となり、価格差が小さいです。基本プランαには番号表示のほかにそのほかの4つのオプションや無料通話528円分ついており、損はないと思います。
初期工事費がかかることや開通日が2週間後、番号表示にはオプションになっているので忘れずに
実際ソフトバンク光に乗り換えをする際にいくら別途にかかる?
乗り換える前の光回線会社へのお支払
- 乗り換える前の光回線費用(一か月分)
→乗り換える前の光回線費用は基本的に月途中であっても一か月分請求されます。
- 光回線撤去費(au光など)
→一部光回線会社では撤去費を請求される場合があります。(詳細は下のキャンペーンのところに記載しています)
- 光回線違約金
ソフトバンク光へのお支払金額
- 光回線新規工事費(31680円※)
- 契約事務手数料(3300円)
- 固定電話サービス工事費(6600円程度※)
- ホームゲートウェイ設置料,設定料(2750円)
- ソフトバンクテレビ工事費や登録料
乗り換え前の光回線会社に払う違約金や回線撤去費
光回線の違約金や撤去費用は契約時期によって高額になる?
速度1ギガの場合 | ドコモ光 | ソフトバンク光 | auひかり |
解約金2022年7月以降 | 2970円~5500円 | 4180円~5830円 | 10450円~16500円 |
解約金2022年7月以前 | 8800円~14300円 | 10450円~16500円 | 4460円~4730円 |
撤去費用 | 0円 | 0円(任意) | 2018年3月以降~2022年7月以前 契約者は、強制的に31680円かかる |
特に注意なのがauひかり契約者です、2018年3月から2022年7月までの期間に契約を行った人は、撤去費用31680円が強制的にかかります。また、auひかりの場合、新規工事費用を60か月の分割でお支払している方もいるので、乗り換えの際は注意が必要です。
乗り換え前の光回線工事費60回払いの残債が残っているかも?
au光の場合、一時期光回線の工事費のお支払いを60か月払いにできました。そのために、2年以上光回線を使用していても工事残債が残っている場合があります。
例えば、au光を解約する場合、解約金の16500円+回転撤去費用31680円+工事残債24000円程度(36か月残っている場合)=7万2千円程度になります。とても高額になるのでご注意してください。
光回線乗り換え前に光回線工事残債があるか確認を
ソフトバンク光の初期費用とは
光回線工事費と事務手数料
ソフトバンク光では、NTTの光回線を使用して提供しております。そのため、乗り換える前の光回線がNTTの光回線を使用している場合、派遣工事が不要の場合があります。また、どんな場合でもソフトバンク光へ乗り換えする際に事務手数料3300円が発生します。
ソフトバンク光新規工事費 | |
派遣工事あり | 31680円 |
派遣工事なし | 4620円 |
ホワイト光電話と光電話では手数料工事費が違う!(固定電話サービス工事費等)
ソフトバンク光回線工事と同日に工事を行った場合の金額になります。光電話は()には同日に工事を行わない時の工事費と回線休止費用となります。ソフトバンク光のホワイト光電話や光電話に乗り換えるときにNTTから回線休止費用を請求されます。
工事費及び回線休止費用(NTTから請求される分) | ||
新規 | 継続 | |
ホワイト光電話 | 3300円+3300円=6600円 | 1100円 |
光電話 | 3300円+3300円=6600円(15950円) | 1100円(4400円) |
ソフトバンク光10ギガの場合はホームゲートウェイの設置料や設定料もかかる
ホームゲートウェイの設置料は1650円、設定料は1100円となります。携帯代理店では説明忘れてしまう部分です。
ソフトバンク光への工事費や乗り換え前の違約金などのキャッシュバックのキャンペーンもあります
ソフトバンク光のキャンペーン情報一覧
他社への違約金・撤去工事費を満額還元キャンペーン
SoftBankあんしん乗り換えキャンペーンでは、他社からの乗り換えの際に発生してしまう違約金や撤去工事費を合計10万円までキャッシュバックしてくれるキャンペーンです。(乗り換え前の光回線工事費用等の分割支払いの残債は対象外となります)こちらは、料金発生月から1か月目として6か月目に普通為替にてキャッシュバックされます。
au光の乗り換え先はソフトバンク光がおすすめ
乗り換える際に、ドコモ光では他社の違約金・撤去費用のキャッシュバックキャンペーンがありません。ドコモ光と比べてソフトバンク光では他社の違約金・撤去費用をキャッシュバックしてくれますので特にauひかりを撤去費用が強制的にかかる人にはお得です。
auひかり契約者の乗り換え先はソフトバンク光がおすすめ
ソフトバンク光回線工事費が乗り換えの方は実質0円
ソフトバンク光新規工事費 | 特典の割引 | |
派遣工事あり | 31680円 | 毎月1320円割引(24か月間) |
派遣工事なし | 4620円 | 毎月1155円割引(4か月間) |
注意として土日に工事を依頼すると追加料金3300円程度かかります。実質、工事費用の0円のため工事終了後の請求で31680円を払わないといけなく少しややこしいです。
注意 ソフトバンク光10ギガの新規申し込みは新規工事費用が普通為替にてキャッシュバック
ソフトバンク光10ギガを申し込んだ際は、上記のキャンペーンでなく、他のキャンペーンが適用されます。
SoftBank光・10ギガ工事費あんしんキャッシュバック
・ソフトバンク光工事費工事費31680円のうち28800円キャッシュバックするキャンペーンです。→実質2880円の工事費代になります。キャッシュバック方法は料金発生付きから7か月目の月の下旬以降に郵便為替にて発送されます。
普通為替の受け取り方法は、
お近くのゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口に普通為替証書をお持ちください。その証書と引き換えに表示された金額の現金をお受け取りいただけます。
ゆうちょ銀行HPより
6か月目まで10ギガの場合は月額500円/1ギガの場合は980円
ソフトバンク光の料金が10ギガの場合は6か月目まで500円となります。基本料金の6380円に加えホームゲートウェイ10ギガの550円の料金6930円が6か月限定で月額500円となるのでお得です。この500円の中には、ひかり電話などのオプションが含まれていないのでご注意ください。
1ギガの場合は6か月目まで月額980円となるキャンペーンです。こちらは、基本料金5720円が6か月限定で月額980円になります。こちらもオプションは含まれていません。
ここまでが公式キャンペーンとなります。キャンペーンは変わることがありますので一度公式ソフトバンクHPを確認ください。販売店によっては独自のキャンペーンもありますので確認してみてください。工事費等も変わりますので申し込み前にご確認してください